こんにちは、‘体操の先生 いっくん‘です!
「開脚後転ができるようになりたいけど、やり方やコツが分からない…」そんな悩みはありませんか?
実は、多くの人が感覚だけで練習をしてしまい、なかなか上達できずにいます。
でも、適切な「ポイント」や「練習方法」を押さえれば、開脚後転を効率よく安全に習得する事ができます!
私は、これまで8年間、ただなんとなく練習するのではなく、「どこをどう意識すればいいのか」を具体的に指導してきました。
その結果、多くの子供たちが技を成功させ、自信をつけて「出来るようになって楽しい!」と喜んでくれていました!
この記事を読むと、以下のようなことが分かります!
- 開脚後転の練習方法
- 開脚後転の習得に必要なポイント
- 開脚後転で気を付けるべき危険な動き
また、私の技解説ブログでは、以下のようなコンセプトで記事を発信しています。
- 体操の技を習得できる
- できる技が増え、自信につながる
- 身体の使い方が上手になり、上達する楽しさを実感できる
- 練習を通じて「諦めない心」が育つ
開脚後転を習得するためには、ただ闇雲に練習するのではなくポイントを押さえた練習が大切です。
適切な方法で、効率よく安全に練習をして技をマスターしましょう!
目次
技のポイントについて
開脚後転を実践するためのポイントを3つまとめます。
- 足を大きく開く
- 床を手で押す
- 膝を伸ばして立つ
このポイントを意識して、練習をしていきましょう!
各ポイントを意識する理由
①足を大きく開く

後転の足をつけるタイミングで足を大きく開きます。
足を開く大きさが小さくなると膝が曲がりやすくなるため、できる限り大きく開いてください。
②床を手で押す

足をつけるタイミングに合わせて、手で床を強く押します。
普通の後転と違い、後ろに回る力が足を開くことにより弱くなってしまうため、手の力を使い身体を起こす必要があります。
③膝を伸ばして立つ

①の足を大きく開くと同時に、膝を伸ばして下さい。
膝を伸ばして立つ際はバランスが悪くなるため、足に力を入れ立ってください。
怪我のリスクについて
開脚後転で起こる怪我のリスクについてまとめます。
- 首を痛めてしまう
- 股関節を痛めてしまう
- お尻を痛めてしまう
こちらが、考えられる怪我のリスクとなります。
具体的な原因とそれに対する改善方法もまとめます。
怪我の原因・改善方法
①首を痛めてしまう
足を身体の近くに付けることと手を真っ直ぐ付けないで実施することにより首を痛めてしまう事があります。
足を近くにつけてしまうと、身体が丸くなり首に負荷がかかります。なので、足を少し遠くにつけるイメージで実施してください。
手を真っ直ぐつけずに行うと、身体が曲がった状態で後転を実施してしまい、首を捻る可能性があります。
顔の横で真っ直ぐ手をつけて行ってください
②股関節を痛めてしまう
足を大きく開きすぎることにより、股関節に負荷がかかり痛めてしまいます。
少しずつ大きく開いていき、痛くなく実施できる場所を探すのと同時に身体に慣らしていって下さい
③お尻を痛めてしまう
回転をつけすぎてしまう事と、立つ際にバランスが取れないことにより尻もちをついて痛めてしまいます。
前提として、膝が曲がったとしても必ず立つ事を意識してください。
立てるようになってきたら、手の使い方や足の使い方を練習して、綺麗な開脚後転を目指してください。
また立つ際は手を横に広げて、バランスを取ってください。
技の練習’と’怪我‘は常に隣り合わせです。実施者はもちろん親御様や指導者も怪我のパターンやリスクを知っておくことで、‘怪我のリスク’は下がります。
十分に気をつけて練習してくださいね!
まとめ
最後に以下のポイントをまとめます。
①足を大きく開く
②床を手で押す
③膝を伸ばして立つ
この3つのポイントをおさえて
是非、日々の活動や学校、習い事の教室で意識して行ってみて下さい!
開脚後転をマスターできるように頑張ろう!
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