こんにちは、‘体操の先生 いっくん‘です!
「バク転がしたい」「バク転が怖くて出来ない」「バク転の教え方が分からない」というそんな方向けて、バク転のコツが掴める記事を書きました!
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・バク転がしたい
・バク転が怖くて出来ない
・バク転の教え方がわからない
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本記事で紹介する「ポイント」を実践すれば、バク転のコツを掴む事ができます!
なぜなら、実際に6年間の指導歴で多数のお子様がこの方法でバク転を上達させてきたからです。
それでは、いきましょう!
技のポイントについて
バク転を実践するためのポイントを7つまとめます。
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①バク転のリズムを決める
②2の姿勢を整える
③ジャンプと両手の振り上げを同時に強く
④身体を思いっきり反る
⑤手と手の間を見て地面を押す
⑥足を閉じ身体を伸ばす
⑦着地姿勢を作る
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このポイントを意識して、練習をしていきましょう!
各ポイントを意識する理由
①バク転のリズムを決める
バク転のリズムを決める事で、安定したバク転の練習が出来ます。
②2の姿勢を整える

2の姿勢でバク転のやりやすさや、綺麗さが決まると言っても過言ではありません。

①膝は少しだけ曲げる
②お尻を後ろに少し突き出す
③身体は少しだけ前に倒す
③ジャンプと両手の振り上げを同時に強くする

ジャンプと両手の振り上げを同時に強くして下さい。
ジャンプと両手の振り上げのどちらかが遅れたり弱かったりすると、バク転の力が損なわれ潰れてしまったり、技が出来なくなってしまいます。
④身体を思いっきり反る

両手の振り上げ時に、身体も反って下さい。イメージとしてはブリッジの姿勢の時のように身体を反るイメージです。
身体を思いっきり反ることで回転力が増し、手を着いたあとの足の振りの威力が増します。
⑤手と手の間を見て地面を押し返す

手を着く際に逆立ちと同様、手と手の間を見て地面を押してください。
手を着くところを見ることにより地面の押し返しに力が入り、着地の姿勢へ移行しやすくなります。
また手をつくタイミングが分かるため、怪我防止にも繋がります。
⑥足を閉じ身体を伸ばす

バク転全体に言える事ですが、足を閉じ膝を含めた身体を伸ばすことを意識してください。
身体を伸ばすことで、体が締まり力が逃げにくくなる為、力強いバク転になります。
また手をつく際は、体重以上の重さを手で押し返さないと行けないため、力を入れる必要があります。
⑦着地姿勢を作る

バク転後は必ず着地姿勢を作ってください。
着地姿勢を作ることにより、バク転からバク転、またはバク転から宙返り等といった技へ繋げやすくなります。
また着地時に後ろへ転げたりしてしまうと怪我にも繋がります。
技の始まりから技の終わりまで丁寧に実施してください。
怪我のリスクについて
バク転で起こる怪我のリスクについてまとめます。
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①頭や背中から潰れてしまう
②指や手を地面に巻き込んでしまう
③肘を痛めてしまう
④足首をひねってしまう
⑤後頭部、背中、お尻を痛めてしまう
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こちらが、考えられる怪我のリスクとなります。
具体的な原因とそれに対する改善方法もまとめます。
怪我の原因・改善方法
①頭や背中から潰れてしまう
膝が抜けたバク転により頭や背中から潰れることがあります。
大体が2の姿勢の際に膝が前に出ている状態でバク転を実施しているか、ジャンプと両手の振り上げのリズムが噛み合わない際に起こりやすくなります。
またバク転時に斜め上の後方に飛ぶのではなく、真上に飛んでしまい空中分解してしまい落下するケースもあります。
フォームやリズムを正してからバク転を実施してください。
②指や手を地面に巻き込んでしまう
バク転時に高さ不十分により手が入るスペースが無く、手を巻き込む事があります。
早く回ろうとし過ぎて、身体を早く倒しすぎる事が原因で起こります。
ジャンプの合わせて両手の振り上げを行ってください。
高さと回転の両方を付けていきましょう。
③肘を痛めてしまう・骨折してしまう
手をつく際に逆の八の字で手を付き肘を痛めてしまう事があります。最悪の場合、肘が逆に曲がり骨折の可能性もあります。
必ず八の字で手をつく事を意識してください。
④足首をひねってしまう
着地の際に前方もしくは左右にバランスを崩し、足首をひねってしまう事があります。
着地の姿勢はもちろんですが、手を使いバランスを必ず取ってください。
また子供が練習をしてる際によく見かけますが、正座で着地も足首や膝を痛めてしまうためしないように注意をしてください。
⑤後頭部、背中、お尻を痛めてしまう
着地の際に後ろに転げて、後頭部から背中、お尻を地面に打ち付けて痛めてしまう事があります。
こちらも子供が練習をしている際によく見かけますが、非常に危険です。
何度も伝えますが、着地姿勢を必ず作って下さい。
技の練習’と’怪我‘は常に隣り合わせです。実施者はもちろん親御様や指導者も怪我のパターンやリスクを知っておくことで、‘怪我のリスク’は下がります。
十分に気をつけて練習してくださいね!
まとめ
最後に以下のポイントをまとめます。
①バク転のリズムを決める
②2の姿勢を整える
③ジャンプと両手の振り上げを同時に強く
④身体を思いっきり反る
⑤手と手の間を見て地面を押す
⑥足を閉じ身体を伸ばす
⑦着地姿勢を作る
この7つのポイントをおさえて
是非、日々の活動や、習い事の教室、または専門の施設での練習で意識して行ってみて下さい!
バク転が出来るとカッコイイですし、ロンダートバク転やバク転から宙返り等といったつなぎ技が出来ると気持ちも良いです。
ただアクロバットな技には危険も付き物ですので、リスクを知った上で練習を行ってください。
バク転をマスターしてつなぎ技へ挑戦しよう!
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