こんにちは!体操の先生をしてます「いっくん」です!
「空中逆上がりが出来るようになりたいけど、やり方やコツが分からない」等と悩んでいる方はいませんか?
実は「ポイント」や「練習方法」を抑えておくと、空中逆上がりを習得しやすくなります。
なぜなら、多数の方は「ポイント」や「練習方法」を抑えず、何となくで練習している方が多いからです。
私は、6年間の指導歴の中で「何となく練習をする方法」を教えるのではなく、「どこをどのように意識をするのか」を教えてきました。
その結果、多数のお子様が技が出来るようになり、自信がついたり楽しいと言ってくれるようになりました。
この記事を読むと以下の事が分かるようになります。
◉空中逆上がりの練習方法が分かる
◉空中逆上がりのポイントが分かる
◉空中逆上がりの危険箇所が分かる
合わせて、技解説ブログでは以下の事をコンセプトに解説記事を投稿しております。
◉体操の技を覚えられる
◉出来る事が増やせる
◉出来ることが増える事により、自信がつく
◉身体が上手に動かせる事の楽しさを学べる
◉練習をする事で諦めない気持ちを育む
結論として、「ポイント」を抑えて練習する事で、大きな回り道をせず、技を習得する事ができるようになります。
1.技のポイント
空中逆上がりを練習する際に必要なポイントを5つ、下記にまとめました。
① 肘を伸ばす
② 脇を締める
③ お腹を優しくつけて回る
④ 足を強く振り上げる
⑤ 体を後ろに倒す
以上のポイントを意識して空中逆上がりを練習をしていきましょう!
2.各ポイントを意識する理由
各ポイントを意識する理由を解説します。
① 肘を伸ばす

肘を伸ばす事により安定したスイングを行える為、回転へ移行しやすくなる。
また回転中も肘を伸ばしておく事で、回転する力が緩みにくくなるので、回りやすくなります。
② 脇を締める

脇を締める事で肘が曲がりにくくなる為、力が抜けにくくなります。
力が抜けにくくなる事により、バランスと回転力が安定して、空中逆上がりの成功率が上がります。
③ お腹を優しくつけて回る理由

お腹を優しくつける事で、ツバメスイングでつけた勢いが落ちにくくなる為、回転が止まりにくくなります。
空中逆上がりは回転力を落とさない事がとても大切になります
④ 足を強く振り上げる

ツバメスイングの足を強く振り上げる事で、回転が早くなる為、鉄棒のまわりで回転しやすくなります。
ここで、ポイント①、②で記述した、「肘を伸ばす事」「脇を締める事」も一緒に意識する事で、綺麗に回りやすくなります。
⑤ 身体を後ろに倒す

身体を後ろに倒す事で、足の振りあげと相まってスムーズに鉄棒を回ることができます。
この際に、「肘を伸ばす事」「脇を締めること」「お腹をつけて回る事」を意識して下さい。
以上のポイントを意識して空中逆上がりを練習をしていきましょう!
以上が、空中逆上がりを実施する為のポイントの解説になります。
3.怪我について
空中逆上がりを実施する際に起こる可能性がある怪我についてまとめます。
※まとめに記載されていない怪我が起こる可能性もあります。
① 手が滑り鉄棒から転落してしまう
② 鉄棒とお腹が離れてしまい、飛んで行ってしまう
③ お腹を強くぶつけてしまう
以上が、起こる可能性のある怪我です。
4.怪我の原因
各怪我がどのようにして起こるかをまとめます。
① 手が滑り鉄棒から転落してしまう原因
手汗が原因で転落してしまう事が考えられます。
暑い日に練習をする時、汗をかいた状態で練習する時はこまめに拭いてください。
② 鉄棒とお腹が離れてしまい、飛んで行ってしまう原因
鉄棒にお腹をつける際に肘が曲がる事が原因で、鉄棒から飛んで行ってしまう事が考えられます。
また回転中に身体の力を抜く事で飛んでいってしまう事も考えられます。
③ お腹を強くぶつけてしまう原因
ツバメスイングが強すぎる事が原因で、お腹を強くぶつけてしまう事が考えられます。
またツバメスイングの腰を折るタイミングが掴めていないことが原因でお腹をぶつけてしまう事も考えられます。
技の実施には常に怪我のリスクが潜んでいます。
どのような怪我をするのかを知っている事により、未然に防ぐ事ができる怪我があります。
事前にどのような怪我をする可能性があるのか、確認をして練習して下さい。
5.怪我の回避方法
最後に「怪我の回避方法」についてまとめます。
① 手汗を拭く
こまめに手汗を拭いておく事で、手が滑って転落する事故や怪我が防くま事が出来ます。
手汗が原因の怪我は予測が出来ないです。
ですので、リスクを減らす為にも練習時に手と鉄棒をこまめに拭いてください。
② ツバメスイングがスムーズに行える様に練習をする
ツバメスイングがスムーズに行える事で、お腹を痛めるリスクが減ります。
いきなり難しい空中逆上がりを練習するのではなく、ツバメスイングから綺麗にしていきましょう。
③ 補助ベルトをつける
補助ベルトを使用する事により、鉄棒から落下する危険性が減ります。
落下する怪我が大変危険な為、感覚を身につける間はベルトを使うのもリスクを考えた際に良いと考えます。
④ 補助をしてもらう
補助をしてもらうことにより、落下する危険性が減ります。
スイングからの補助とツバメ姿勢から空中逆上がりをする補助がある為、別の記事にて解説を致します。
怪我を回避する方法を知っている事で「継続して練習ができる」ので、必ず確認して下さい。
ただ、回避方法を知っていたとしても必ず怪我を回避出来るわけではありません。
常に怪我には気をつけて練習して下さい。
6.まとめ
空中逆上がりを行うためには以下のポイントを意識してください。
① 肘を伸ばす
② 脇を締める
③ お腹を優しくつけて回る
④ 足を強く振り上げる
⑤ 身体を後ろに倒す
こちらを意識する事により、技を習得しやすくなります。
私自身も空中逆上がりを実施する際に意識をしています。
また、空中逆上がりを練習するにあたって、以下の怪我に気をつけて下さい。
① 手が滑り鉄棒から落下してしまう
② 鉄棒とお腹が離れてしまい、飛んでいってしまう
③ お腹を強くぶつけてしまう
いきなり、完成系を求めてしまうと怪我の可能性が高くなります。
練習を継続して、徐々に完成系へと近づけて行って下さい。
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