【技解説】倒立ブリッジのコツを解説

こんにちは！体操の先生をしてます「いっくん」です！

「倒立ブリッジが出来るようになりたいけど、やり方やコツが分からない…｣そんな悩みはありませんか？

実は、多くの人が感覚だけで練習をしてしまい、なかなか上達できずにいます。
でも、適切な「ポイント」や「練習方法」を押さえれば、倒立ブリッジを効率よく安全に習得することができます！

私は、これまで8年間、ただなんとなく練習するのではなく、「どこをどう意識すればいいのか」を具体的に指導してきました。

その結果、多くの子どもたちが技を成功させ、自信をつけて「出来るようになって楽しい！」と喜んでくれていました！

この記事を読むと、以下のようなことが分かります！

また、私の技解説ブログでは、以下のようなコンセプトで記事を発信しています。

倒立ブリッジを習得するためには、ただやみくもに練習するのではなくポイントを押さえた練習が大切です。
適切な方法で、効率よく安全に練習をして技をマスターしましょう！

1.技のポイント

倒立ブリッジを練習する際に必要なポイントを5つ、下記にまとめております。

以上のポイントを意識して、倒立ブリッジを練習をしていきましょう！

2.各ポイントを意識する理由

各ポイントを意識する理由を解説します。

① 倒立を止める

倒立を止める事ができると、ブリッジの成功率が上がります。

一度ブリッジに移行する前に、逆立ちを止める時間を作れるように練習してください。

詳しくは倒立(逆立ち)の記事にて解説しています。

② 肘を伸ばす

肘を伸ばす事で、ブリッジを行う際にバランスを崩したり潰れにくくなります。

最後のブリッジまで、肘を伸ばして実施してください。

③ お腹を突き出す

お腹を突き出す事により、ブリッジの山を高くしやすくなります。

③で記述する、手と足を近くする事がやりやすくなります。

肘を伸ばして地面を掴みながら、お腹を突き出して着地して下さい。

④ 手と足を近づける

手と足を近づける事により、ブリッジがの山が高くなり止まりやすくなります。

お腹を突き出して、手と足を近くすることを意識して実施してください。

⑤ 足に力を入れる

足が着く瞬間に力を入れて踏ん張って下さい。

強い衝撃が足に乗る為、潰れないようにめいっぱい力を入れることで、ブリッジが潰れにくくなります。

以上が、倒立ブリッジを実施する為のポイントの解説になります。

3.怪我について

倒立ブリッジを実施する際に起こる可能性がある怪我についてまとめます。

※まとめに記載されていない怪我が起こる可能性もあります。

以上が、起こる可能性のある怪我（事故）です。

4.怪我の原因

各怪我がどのようにして起こるかをまとめます。

① 背中から倒れてしまう原因

足の振り上げの勢いが強すぎる事が原因で、背中から倒れしまう事が考えられます。

同様に、お腹を突き出さずに倒立のまま倒れてしまう事で起こります。

② 腰を痛めてしまう原因

ブリッジを無理に行う事が原因で腰を痛めてしまう事が考えられます。

③ 頭から潰れてしまう原因

ブリッジの山が低い事が原因で、衝撃を支えきれず頭から潰れてしまう事が考えられます。

また、倒立時でも身体を支えられずに潰れてしまう事があります。

技の実施には常に怪我のリスクが潜んでいます。

どのような怪我をするのかを知っている事により、未然に防ぐ事ができる怪我があります。

事前にどのような怪我をする可能性があるのか、確認をして練習して下さい。

5.怪我の回避方法

最後に「怪我の回避方法」についてまとめます。

① 倒立が止まれるよう練習する

倒立が止まれるようになっておくと、頭から潰れたりバランスを崩して倒れてしまう事が少なくなります。

いきなりブリッジに移行するのではなく、正しい倒立姿勢が毎度作れるように練習してから倒立ブリッジの練習をしてください。

② ブリッジの山が高くなるよう練習する

ブリッジの山が高くなっている事により、技の成功率が高くなるのに合わせて、怪我の確率が低くなります。

腰が痛くなりにくくなりますし、潰れにくくもなります。

③ 柔らかい場所で行う

体操用のマットの上や、背中の所にクッションなどを起き、練習してください。

マットなどを敷いておくことで、万が一背中から倒れたとしても、床に比べ衝撃が少し和らぎます。

またクッションを背中の場所に置いておくことで、クッションが衝撃を吸収してくれる為、怪我の確率を低くする事が出来ます。

④ 補助をしてもらう

補助をしてもらう事で、怪我の確率がかなり低くなります。

専門の教室であれば、指導者も設備も整って居る状態なので、習得への近道かと思います。

ご自宅でする場合は、大人の方が補助者として補助をするのが良いかと思います。

補助方法は別途作成します。(お待ちください)

怪我を回避する方法を知っている事で「継続して練習ができる｣ので、必ず確認して下さい。

ただ、回避方法を知っていたとしても必ず怪我を回避出来るわけではありません。

常に怪我には気をつけて練習して下さい。

6.まとめ

倒立ブリッジを行うためには以下のポイントを意識してください。

① 倒立を止める
② 肘を伸ばす
③ お腹を突き出す
④ 手と足を近づける
⑤ 足に力を入れる

こちらを意識する事により、技を習得しやすくなります。
私自身も倒立ブリッジを実施する際に意識をしています。

また、倒立ブリッジを練習するにあたって、以下の怪我に気をつけて下さい。

① 背中から倒れてしまう
② 腰を痛めてしまう
③ 頭から潰れてしまう

いきなり、完成系を求めてしまうと怪我の可能性が高くなります。
練習を継続して、徐々に完成系へと近づけて行って下さい。